Vol.70 手洗はどこでしますか?

2024年初投稿となります。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

初めに、能登半島地震で被災された方々に、
心より悔やみと見舞いを申し上げます。
今回の能登半島地震で倒壊した住宅を見ていると、
住宅に携わるものとして、耐震化の重要性を改めて考えさせられます。
耐震診断だけではだめなのです、既築住宅には耐震補強が必要なのです。
【住まいが凶器となってはならないのです】
倒壊した建物が障害となり、緊急車両が通行できず、助かる命も助けられなくなります。
様々なことが起こります。
被災された方の中には、家の補強をしてこなかったことに後悔している方もいると思います。
【地震が来てからでは遅いのです】


新年早々「手洗い」のお話です。

皆様はトイレの後は、手はどこで洗っていますか?

ロータンクの上手洗い?
洗面室?

それにしても手洗付きロータンクを考案した人って、
どんな方なのでしょうか?

綺麗好きな方?
発明家?
もしかしたらTOTO?

手洗い付きロータンクを完成させたときには、
大喜びで売り出したことでしょう。

ですが、そこで手を洗うご自身を思い浮かべてみてください。
水が飛び散らないようにするため、指先くらいしか洗えませんし、
一歩前に踏み出し、腰をかがめ不安定な体制で洗うので、
お年寄りやお身体の不自由な方には大変です。
また、石鹸の置くスペースもありません。

とはいえ、用を足したら手は洗いたいですよね。
トイレは別名「お手洗い」というくらいですから。

最近の調査では、手を洗わない方も増えているそうです。

とはいっても、トイレには手洗いが必要だと思います。

では、どこで手を洗うのか・・・・・?
できればトイレの中に手洗器を付け、そこで洗うのが良いと思います。

近頃では、様々なデザインの手洗器があります。
アンダーカウンタータイプ
オーバーカウンタータイプ
ボウルタイプ
壁掛けタイプ
等々
中でも、お手入れがしやすいのは、アンダーカウンタータイプでしょうか。

幅の広いトイレであれば、便器と平行に。
奥行きのあるトイレなら、便器と向い合せか、
便器の手前に平行に取り付けると良いでしょう。

プラス鏡や照明をつけると、お化粧室にランクアップします。

手の洗い方、手洗器の設置場所を十分考慮しレイアウトを考えましょう。


家の耐震で不安をお持ちの方、
家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気がるに、石井工務店までご相談ください。