【江戸時代から現代までの暮らしの変化】

皆様、こんにちは 代表の石井です。

このところ、新型コロナウィルス感染者数が激減していますね。
東京では二桁台が続いています。このまま終息してくれればのですが・・・
年末には第6波という話も聞きます。またまた心配ですネ。

今日は
【江戸時代から現代までの暮らしの変化】
を見ていきたいと思います。

『江戸時代』
日本人の大半が農民で、小屋や納屋に住んでいて、
広さは1間が一般的でした。

また、武家は武家屋敷という「書院造」を基本とした住宅に住んでいました。
「書院造」とは障子や襖床の間のある和室のことです。

しかし、当時は8割が農民であったため、
農民の大半は家を持てるような状況ではなかったのです。

『明治時代』
開国により国外からの移住者が増えたこともあり、
徐々に西洋文化が普及していきました。

日本人の職業も農業から商業へと変化し、
食文化も洋風になったりと、
生活様式の西洋化が連鎖的に起きていきました。

建築技術においても、西洋の技術が取り入れられ、
絨毯を敷いた応接室などを取り入れた洋風の住宅が増えていきました。

『大正時代』
大正時代になると建築の構造にも変化が起こりました。

それは、〈関東大震災〉が起こったからです。
〈関東大震災〉を境に、建築の構造の見直しが早急に行われました。

今でこそ、耐震等級3が標準搭載されていますが、
当時は耐震等級のような物はありませんでした。

そのような背景もあり、当時の人たちは鉄筋コンクリートに目をつけ、
鉄筋コンクリート造建造物がどんどん増えていきました。

『昭和時代』
茶の間を中心とした畳の生活と、
絨毯が敷かれソファーがおかれた洋室が
両立している住宅が流行しました。

古さと新しさ、日本古来の住宅様式と西洋の住宅様式の融合を
コンセプトに作られた住宅が多かったようです。

いわゆる和洋折衷住宅という、
和風と洋風の要素を意図的に取り入れた
住宅です。

また、日本古来の住宅にはなかった〈廊下〉
このころに新しく取り入れられるようになりました。

従来では部屋同志が接していた為、違う部屋に行くためには、
別の部屋を通っていかなければなりませんでした。

そこに新し〈廊下〉ができたことで、
別の部屋を通っていく必要がなくなり、
プライバシーを尊重することができるようになりました。

このようにして、少しづつ、確実に暮らしが変わっていったのです。

更に、このころは高度成長期と重なり、
マイホームを持つ人が急増しました。

『現代』
現代の住宅では、次のようなものが標準になってきました。

・構造計算(許容応力度計算)
・耐震等級3
・ZEH

ただ住めればよいという住宅から、
賢く・快適に・安全に住める住宅へと
現在進行形で変化したいます。

また、最近では、
ソーラー発電・IOT・スマートハウスなど、
様々なテクノロジーを利用して、
より快適な住宅・生活に変わりつつあります。

家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


【浮かせる収納】

皆様、こんにちは 代表の石井です。

10月1日やっと、緊急事態宣言全面解除となりましたね!
長かったですね~、今日から呑屋さんも営業再開。
はりきっているでしょうね、頑張ってください。

でも、リバウンドがおこらないよう、
感染対策には十分気をつけてお酒を楽しみましょう。

今回は【浮かせる収納】のお話をさせていただきます。

皆様、日々のお掃除はできていますか?
賃貸でも、持家でも、自分の住まい、綺麗に使いたいですよね。

「綺麗にしたいと思ってはいるんだけど、掃除は得意じゃなくて」とか、
「仕事が忙しすぎて、掃除してる時間なんて、とてもとても・・・」
な~んて、私もそうです。

そんなお悩みを抱えている方々に、日々のお掃除がつづけられる方法をご紹介します。

その方法こそが【浮かせる収納】なのです。

【浮かせる収納】は、以前流行っていたので、
ご存知の方もいるかもしれません。

LAMIA(リミア)やキナリノといった、
「暮らし」がテーマのメディアでも特集されています。

【浮かせる収納】の良さは、

ズバリ"毎日の掃除が簡単になること"です。!

掃除をするさいに、浴室とキッチンの掃除が特にめんどくさい
と感じる方も多いのではないでしょうか?

どちらも水廻りということもあって、
『ぬめり』の掃除が非常にめんどくさい。

毎日『ぬめり』を掃除するのはめんどくさいし、
かといって『ぬめり』を放置すると、カビが発生し、やな匂いがしたり、
頑固な汚れになったりと、『百害あって一利なし』です。

そんな『ぬめり』ですが、水廻りの【浮かせる収納】では、
この『ぬめり』というキーワードが
非常に重要になってきます。

もうお分かりだと思いますが、
【浮かせる収納】をすれば、『ぬめり』
とおさらばできるのです。

調理器具や洗面用具を浮かせることで、
水が溜まらず清潔を保つことができる為、
『ぬめり』の発生を抑制することができます!

他にも、【浮かせる収納】とすることで、
ロボット掃除機や床拭きロボットなど、
便利家電がフル稼働しやすくなるため、
掃除をする頻度が増え、部屋を綺麗な状態に保ちやすくなるという効果もあります。

浮かせるアイテムとして、
突っ張り棒や、磁石フックを利用している方が多いと思いますが、
最近では、魔法のテープ貼って剥せるフックも販売されているようです。

また、浮かせる道具たちは、インテリア雑貨と一緒に売られていることが多いのですが、
100円ショップやNETでそろえている方もいらっしゃいます。

少額ら始めたい方は100円ショップ、
ワンランク上をご希望の方は、
『山崎実業』、『無印良品』から発売されているアイテムがおすすめです。

『Youtube』や『Twitter』などの媒体でも
【浮かせる収納】
についての情報がたくさん公開されています。

日々のお掃除を少しでも手軽にするために
【浮かせる収納】を始めてみてはいかがでしょうか。

家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


今からでもできる【水害対策】

皆様、こんにちは。代表の石井です。

ワクチンの接種率が50%に達したことが
影響しているのかな・・・
このところは新規感染者数は減少傾向にありますが、
新型の変異株も次々と出てくるので、
まだまだ安心はできませんね。

今回は【水害対策】です。
水害に強い家のつくり方として有効なのは、
地盤を高くする、基礎を高くする、床を高くする、
といったように高さを確保することがカギです。

ただ、いずれも大規模な工事が必用となり、
高額の工事となりますし、既に立っている家では、
工事自体も難しい場合もあります。

そこで今回は、
今からでもできる【水害対策】の準備をご紹介します。

① 「土のう」「水のう」
「土のう」とは、布袋に土砂を詰めたもの。
これを積み上げて、水や土砂の流れを止め、
家屋への浸水を防止するので、
水深の浅い初期段階や小規模な水害時には有効な対策です。

低地に住んでいる方は、常備しておくのが賢明ですが、
袋いっぱいの土を集めるのは、なかなか大変なことです。

そこで有効なのが「水のう」です。
「水のう」は45リットルのゴミ袋を2~3枚重ね、水を入れて作ります。
「水のう」を複数個用意し、段ボール箱に詰めることで、
「土のう」の代わりにもなります。

浸水被害を受けやすい、半地下・地下の玄関や駐車場があれば、
「土のう」を常に準備しておくことをお勧めします。

「止水板」
家の出入り口に長めの板を設置し、「土のう」「水のう」などで、
流されないよう固定し、浸水を防ぎます。
板が無い場合は、テーブル・タンス・ロッカー・タタミなど代用できます。

なお、「止水板」購入に、補助金がでる自治体もあるので、
お住いの自治体のホームページをチェックしてみてください。

「排水溝のチェック」
ゲリラ豪雨など、突発的で激しい水害時には、
トイレや浴室、洗濯機などの排水溝から汚水が逆流する
「排水溝逆流浸水」
が発生し、室内に汚水が噴き出す恐れがあります。

「水のう」を便器に入れる、各排水溝の上に乗せる、
といった逆流防止対策をしましょう

「自作のハザードマップ」
自治体の作成した「ハザードマップ」はとても重要な物ですが、
自前の「ハザードマップ」を用意しておくことも重要です。

避難が必要となった時の為に、避難所までの経路の、
マンホール・小川・側溝など危険な箇所をマップ上に示しておく。

特に濁流で冠水した場合、危険個所が見えなくなり、
蓋の外れたマンホールに落ちてしまう事も少なくありません。

通常の降雨時に避難所まで歩いてみて、
水の流れる方向や、マンホールの位置・側溝の場所のどの
目印になるものをマップに書き込んでおきましょう。

なお、平屋建てにお住まいで、逃げ場所がなくなってしまうような際には、
遠くの避難所を目指すより、
近隣の二階以上に避難させてもらう方が安全な場合もあるので、
普段から人間関係を構築しておくことも重要かと思います。

「非常用品の備蓄」
大規模水害時には、電気・水道・ガスが止まり、
道路が寸断される可能性があります。
ライフラインの途絶を想定し、
水・食料・日用品・カセットコンロ・電池・懐中電灯・
医薬品・ランタン・携帯電話充電器・等
1週間程度は暮らせる備蓄の準備をしておきましょう。

また、これらについては、
故障の有無などメンテナンスを行うように心がけましょう。

持ち出し用非常用品はすぐに持ち出せるように、
1か所にまとめて保管しておく。

両手を開けて避難できるよう、リュックサックをお勧めします。

災害は何時襲ってくるかわからないものです。
水害に強い家をつくることも大切ですが、
万が一に備えた準備も、家づくりの際に、アドバイスさせていただいています。

家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。

昔の住宅の暑さ対策と寒さ対策

皆様こんにちは。代表の石井です。

ここ数日は気温が一気に下がり、
エアコン不要で過ごせる日が続いていますね。
ちょっと肌寒い日も・・・

気温の温度差が激しく、体がついてゆけず、
体調を落とす方もいらっしゃるかと思いますが、
くれぐれもお気を付けください。

こんな涼しい夏なら過ごしやすいのですが、

前号に続き、
日本古来の住宅の【暑さ対策】と、【寒さ対策】が、
どのようにされていたかをお話しさせていただきます。

日本古来の住宅は、前号でもお話しさせていただいたように、
どちらかというと夏向き【夏仕様】にできています。

理由としては、
高温多湿の日本の夏の暑さを
和らげるためにの仕組みが沢山備わっている為です。

例を挙げると

■ 壁が少なく、部屋間は襖で仕切られている。
■ 襖や障子を外すと、風の通り道ができ、熱や湿気を逃がすことができる。
■ 優れた断熱性能を持つ[茅]を使用した茅葺屋根。
■ 夏の直射日光が部屋に入るのを防ぐ[軒]。
■ 風向きを考えた家のつくり。
■ 土壁が家の中の温度上昇を和らげる。

ということが挙げられます。

続いて、【寒さ対策】はどのように???
【暑さ対策】の仕組みはたくさん備わっていた日本古来の住宅ですが、
【寒さ対策】については、なんと、ほとんど対策されていない状態でした。

現代の住宅では、断熱材やサッシをはじめとした、
様々な対策がされています。

しかし、日本古来の住宅では、現代の住宅と異なり、
次の状態だったようです。

■ 壁に断熱材が施されていない。
■ 家中隙間だらけで、部屋を暖めても、暖かい空気が逃げてしまう。
■ 断熱性能を有する建具が使用されていない。

このような状態ですと、いくら部屋を暖かく、暖かくしても、
暖かい空気は次々外へ逃げて行ってしまいます。
 
そういったこともあり、家全体の空気を暖めるような方法と、
日本古来の住宅構造とでは、相性が悪かったそうです。

そこで古来の人たちは、
住宅以外での【寒さ対策】を考えました。

それは「ドテラ」という防寒着です。

家の空気を暖められないならば、
「人の体を直接温めればよい」
という発想をしたのです。

「ドテラ」以外にも、
■ 炭を使った火鉢
■ アンカやカイロ
■ ゆたんぽ

といった、体を温めるだけではなく、
動きやすさも兼ね備えた、
快適な生活をおくることができるような仕組みを考案してきました。

現代では、【暑さ対策】【寒さ対策】の両面において高性能な設備が充実しており、
それらの設備が標準装備されている住宅も増えてきました。

高性能な時代に生まれたことに感謝しつつも、
節度を守って利用していきたいものです。

家づくりでお悩みの方や、
新築・リフォームをお考えの方に、
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お気軽に、石井工務店までご相談ください。


日本家屋と夏

皆様、こんにちは。代表の石井です。

新型コロナウィルス感染の「第5波」では、
20歳未満の子供への感染が、今春の「第4波」の時の、
4倍に達したそうです。(8月中旬の感染者数)

夏休み明けの学校での流行が起きなければよいのですが、
感染拡大、心配ですネ。

今回は【日本家屋と夏】についてお話しさせていただきます。

「家の作りやうは、夏を旨とすべし。冬は、いかなる所にも住まる。
 暑き比わろき住居は、堪え難き事なり」

という一節が、吉田兼好が執筆した[徒然草]にあります。

「家は夏に合わせた作り方をすべきだ。冬はどんなところにも住むことができるが、
夏に熱い家に住むのは耐えられない」という意味です。
この[徒然草]にあるように、伝統的な日本家屋は
「夏仕様」で造られていました。

当時は、今とは違い冷暖房がありませんでしたが、
家の中のどのような所に暑さを凌ぐ工夫がされていたのか、
構造を見てみましょう。

まずは、【縁側と庇】
近年になって、新築の家でも縁側が取り入れられたり、
[縁側カフェ]ができたりと再び魅力が見直されている縁側です。

縁側とは和室と屋外の間に設けられた板張り上の通路を指します。

居室と屋外の間に縁側があることにより、
そこが緩衝地帯となって室温を一定の温度に保つ効果があるのです。

また、縁側の上にある【軒】と呼ばれる屋根のが、
縁側の上に張り出していて、夏の直射日光が、
部屋に入るのを防ぐ効果があります。

昔から日射を防ぐためにすだれも活用されていました。

は、他にも雨や、日差しによる木材を劣化から守る
役割も果たしています。

次に【障子と襖】です。
部屋家で重要な役割を持つのが、障子です。

部屋と部屋を隔てる間仕切りの役をしている障子ですが、
高温多湿な日本にとっては重要な役割を果たしています。

全て開け放てば、部屋と部屋がつながって、
風の通り道ができ、熱や湿気を逃がす効果があります。

空けたり閉めたりと通風を変化させることで、
室内温度を調整する機能があるというわけです。

障子は和紙を通して採光ができるので、外に面した部屋に、
は部屋同志の仕切りに使われます。

また、障子だけではなく、
屋根裏や床下などにも通風口を設けるなど、
いろいろな所に風を通すための工夫があります。

最後に【茅葺屋根】です。
木造家屋の屋根といえば瓦イメージされますが、
瓦屋根よりもさらに歴史が古いのが茅葺屋根です。

茅葺屋根はススキやヨシなどの草を乾燥させたものを、
重ねることでできています。

分厚い繊維を集めた茅葺屋根は通気性に優れ、
熱を外に逃がします。

更に、熱吸収効果を持ち、断熱性も高いのです。
また、茅葺屋根は水の気化熱を利用して、
室内温度を下げる機能を備えているともいわれています。

梅雨の時期に屋根に雨水をため込み、
夏の気温や日差しによってそれを蒸発させることで、
室内の温度を下げているのです。

今回は、日本家屋の夏対策についてお話しさせていただきました。
皆様のお近くでも取り入れている家屋があるかもしれませんね。

家づくりをお考えの方や、新築・リフォームをお考えの方に、
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【メートル】?【尺】?単位の謎

皆様こんにちは、代表の石井です。

オリンピックも何とか無事に終わりました。
それにしても日本人アスリートの活躍は目を見張る勢いでした。

中でも注目したい種目は
男子フェンシングの【金】
卓球混合ダブルスで中国に競り勝った【金】
女子競泳大橋選手【金】【金】の二冠、
そして、女子バスケットボールの【銀】

女性アスリートが活躍、そして感動を与えてくれた大会だったかなっと
個人的に思っています。

アスリート・関係者の皆様お疲れ様でした。

最後の最後に【IOCの方の銀ブラ】【五輪大臣のご発言】はチョット・・・・
残念。

【メートル】【尺】?単位の謎
現在一般的に使われている寸法の単位は
【メートル法】と呼ばれるものです。
これは法律でも義務づけられており、
取引上の計量には
【メートル法】を用いることと定められています。

そのため、建築業界も
図面上の寸法や面積の表記は全て
【メートル法】での記載となっています。

ですが、実際の建築現場に行くと、
職人の方たちが
「にすんごぶごりん」
「よんしゃくごすんさんぶ」など、
[里]・[寸]・[尺]・[間]
といった単位で寸法を測っています。

この[里]・[寸]・[尺]・[間]
昔からの日本独自の単位で
【尺貫法】と呼ばれています。

なぜ昔の単位が「建築」や、[和裁]
に使われているのでしょうか?

それは人の体にフィットするような
柔軟性が秘められているからです。

起源から見てもその秘密がわかります。
【メートル法】の起源は
1971年に
地球の北極点から赤道までの子午線弧長の
[1000万分の1]として定義されています。

つまり【メートル法】[地球を基準]とした単位です。
それに対し、【尺貫法】[人の体を基準]とした単位です。

1寸は手を広げた時の親指の長さ、
1尺は肘から手首の間にある尺骨と呼ばれる骨の長さ、
1間は人の身長が基準と言われています。

これらには諸説ありますので、
気になった方は調べてみてください。

この人の体を基準とした【尺貫法】の最も分かりやすい例が[畳]です。
[畳]の単位は1畳(いちじょう)と呼ばれ、
縦が6尺、横3尺となっています。

昔から、「立って半畳、寝て1畳」といわれており、
この大きさが人間の動きに最低限必要な寸法といわれています。

この畳の横幅3尺が家づくりの基準となっています。
3尺をメートル法に変えると910㎜です。

ご自身の家の設計図を見て頂くと、
この3尺を基準としてつくられていることがわかると思います。

この基準の3尺のことを[モジュール]と言い、
モジュール910㎜(3尺)を
900㎜又は1000㎜等に置き換えて、
建築面積を調整することもあります。

柱と柱の間の長さや部屋の間取りなどは、
このモジュールの倍数でプランニングすることが多いです。

また、システムバスやトイレ、システムキッチンなどの設備や機器も
3尺に収まるように作られていることが多く、
効率よく配置されるように作られています。

建材と呼ばれる家を建てるために必要な材料も、
【尺貫法】で作られているもの方が、
【メートル法】で作られている建材よりも多く流通している為、
建材費用は、【メートル法】より
【尺貫法】の方が低く抑えられるといった利点もあります。

そんな[建築業界]・[和裁業界]以外では、
あまり馴染みのなかった【尺貫法】ですが、
今お住いの家も【尺貫法】を基準としているお宅が多いかと思います。
気になる方は、家のいろんな箇所を測ってみてはいかがでしょうか。

家づくりをお考えの方や、リフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店であり続けたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。

世界を作った直角三角形

皆様、こんにちは。代表の石井です。

いよいよ始まりました。東京オリンピック。
初陣、ソフトボールはコールド勝ち、さい先良いスタートですね。

ただ心配なのが、来日するアスリートに、かなりの数の陽性者が・・・・
脱走するアスリートも・・・・
バブル方式の周知徹底をお願いしたいものです。

さて、本題に入らせていただきます。
今日のお話は、直角三角形です。

直角三角形という言葉、懐かしい響きですよね。
大人になると、この言葉を使う機会が少なくなった方も
多いのではないでしょうか。

建築関係の方でしたら、
「さしご」、「さんしご」という定規で、
直角を出す方法があるので、使い慣れているかもしれません。

「さしご」、「さんしご」とは直角三角形の3辺の比率が、
「さ・し・ご」、「3:4:5」という、
ピタゴラスの定理に基づいたものです。

この「さしご」、実は日本の大工さんは
ピタゴラスの定理よりも昔から使っていたそうです。

測量機器のない時代に大工さんが、貫材を
3尺・4尺・5尺に切り分けて作った、
手作りの直角三角定規

古くから直角を出すために使われてきた手段・道具です。
これで、各所の直角を見定めることができます。

水平に対して直角垂直
直角が定まらなければ、建物は傾いてしいます。

我々、建築の世界では、直角のことを【矩:かね】とも言います。
直角が狂っていることを、矩が悪いと言いう建築関係の方は多いと思います。

また、手のひらで直角を知る方法があるのをご存知でしょうか。
親指と人差し指をめいっぱい開いてL字をつくると、
3寸(90㎜)・4寸(120㎜)・5寸(150㎜)のほぼ直角三角形となります。

この手のひら三角形は、私たちが普段使用している
道具の大きさにも直結しています。

たとえば、湯吞やそば猪口・茶筒・ビール瓶などの直径は、
物をつかむ時の動作、親指と人差し指をひらいた時の
寸法5寸の半分(2寸5分)に設計されています。

この長さが、持ちやすさの基準となっています。

このサイズよりも大きい物には、取っ手が必要となります。

しかし、伝統的な汁椀の口の寸法は、
ほとんどが4寸前後ですが、取っ手は付いていません。

実はこの汁椀のサイズは、
両手の親指と中指で描いた円の直径と同じになっています。
(個人差があります)

つまり、汁椀は両手を添えて持つものなのです。

汁椀の糸切底(底)から椀の縁までの高さは、これもおおよそ2寸5分。
箸を持ちながらでも椀が持てるように作られています。
実は、片手でも持てるように、つかみやすいように、
持ちやすい長さの基準値に、汁椀は設計されていたのですね。

建築物も、食器にもその文化の源泉には人の手が関係していたんですね。
手のひらの直角三角形が文化を作ったなんて、奥が深いですね。

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古からの習慣【地鎮祭】

皆様、こんにちは。代表の石井です。

今日7/7の東京での新型コロナウィルス感染者数は920人となりました。
感染拡大が進んでいます。デルタ株・第5波が心配されます。
そこにきて、ワクチン不足で2回目の接種を受けられない
ワクチン難民】も出始めているそうです。
皆様も十分お気を付けください。

それでは、本題に入らせていただきます。

地鎮祭】は、工事着工の際に行われる儀式ですが、
その歴史や詳細については知らない人が
多いのではないでしょうか。

今回は、そんな【地鎮祭】についてお話ししていきます。

地鎮祭】はその名の通り、
「地を鎮める・落ち着かせる」という意味です。
また、「とこしずめのまつり」と
読むこともあります。

土工事を行う際や建物を建てる際、
工事中の安全や
建物が末永く建っていることを、
願う儀式です。

土地の守り神である「産土大神」、
地を守護する神である「大地主大神」、
土を守護する神である「埴山姫大伸
をまつります。

地鎮祭】の歴史はとても古く、
弥生時代の高床式建物の柱から、
勾玉が出土した記録があります。

また、「日本書紀」の中に
藤原京を鎮め祭らせた』という記述があります。

そんな古い時代の記録にあるとは驚きですね。

藤原京などの歴史的建造物の中からは、
その時代に【地鎮祭】で捧げられた品々が
沢山発掘されています。

当時は、お金やガラス玉、金箔、水晶などの
貴重品が捧げられていました。

これらは土器に入れられ、
敷地の中央や、四隅に掘った小さな穴に
埋められました。

また、稲や麦、大豆などの穀物も
供えられていてそうです。

現代の建築儀礼として広く普及していったのは、
江戸時代後半のことです。

江戸時代後半になると、
民家の建築技術が向上し、
一般庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになりました。

家の方角や間取りが家族の吉凶を左右するという
「家相」の考え方が人々に広まるなど、
人々の家への関心が高まると共に、
地鎮祭】は定着し、広まっていきました。

次に、
地鎮祭】の内容について見てみましょう。

地鎮祭】の祭場は
一般的に敷地の中央を使用します。

清浄な場所を示すための
斎竹』(いみだけ、葉のついた青竹)を四隅に建て、
注連縄』(しめなわ)を張り、
その中央に
神籬』(ひもろぎ、榊に麻と紙垂をつけたもの)を建て、
そこに
神様』をお呼びします。

祭儀のながれは、
修祓』(しゅばつ)
降神』(こうしん、神様をお招きする)
献饌』(けんせん、神饌(しんせん)を供える)
祝詞奏上
散供』(さんく)
地鎮行事
玉串拝礼
撤饌』(てっせん、神饌を下げる)
昇神』(神様をお送りする)
というのが一般的です。

地鎮祭】の歴史は長く、
日本人の自然や土地の神々への深い信仰心が表れている儀式なのです。

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「地震国日本」に欠かせない技術

皆様、こんにちは。代表の石井です。

私事で恐縮ですが、おかげさまで、家族そして従業員とその家族分の
大手町の自衛隊東京大規模接種センターの予約をとることができました。
今週第1回目のワクチン接種に行きます。
感染するリスク・感染させるリスクを大幅に削減することができそうです。

今までより少しは、お客様に「安全・安心」して頂けるのでないかと安堵しております。

日本において「安心・安全」な家を建てる時に重要なことといえば、
それは【地震対策】です。

政府の地震調査委員会は、
今後30年以内に
震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した
予測地図を公開しています。

そこで、実際に大地震が起きた時、
建物はどうあるべきでしょうか?

安全性の目標として以下の考え方があります。

1,【人命を守る】
  建物の崩壊・倒壊を防ぐ。
  家具などの転倒を防ぐ。
  火災の発生を防ぐ

2,【財産を守る】
  個人・企業などが自ら保有する財産や資産を
  地震により損壊することを防ぐ。

3,【機能を守る】
  建物固有の機能(生活・事業・社会的使命等)が停止することを防ぐ。

上記の安全性の目標を達成するために、
現在では、様々な耐震技術があります。

代表的な3種類の技術ををご紹介します。
① 地震時の揺れを抑える【制振構造】
② 地震時の揺れを伝えさせない【免震構造】
③ 地震の揺れを耐える【耐震構造】

この3種類の違いは、

【制振構造】
 「制振」とは、エネルギー吸収装置を住宅に配置することで
  建物の揺れを抑える工法です。
  超高層ビルや橋にも採用されている
  最新の揺れ防止技術です。
  構造の特性上地震の揺れが建物に伝わる為、
  敷地の形状によっては、
  建蔽率ギリギリで建築することができないこともあります。
 
【免震構造】
 「免振」とは、ベアリングや積層ゴムを建物の下に設置し、
  免振層を介在させることによって、
  地面の揺れから免れます。
  イメージとして、
  住宅は宙に浮いた状態で地面だけが動くという、
  地震対策としては理想的な工法です。

  デメリットとして、浮いている状態である為、
  風の影響を受けやすい、
  他の構造に比べ、高コストとなる。

【耐震構造】
 「耐震」とは、筋交いや面材によって強度を高め、
  地震力に耐える工法です。
  建築基準法では、稀にくる大地震、
  1923年の関東大震災クラスの地震に
  耐えられる強さを「耐震等級1」と定めています。
  
  注意点としては、建物を固定して強度を高めていますが、
  実際に大きな地震を受けるたびに、
  固定にゆるみなどが生じ、
  建物の強度が低下していることもあります。

以上が耐震技術の説明となりますが、
どの工法が良い・悪いではありません。
地域や建てたい家、予算など、
様々な要因から選ぶのがベストだと思います。

また、
「耐震構造+免震構造」「耐震構造+制振構造」など、
これらの工法を組み合わせて建築することもあります。

今回は、大切なものを守るという技術を知っていただけたと思います。
今後の家づくりにお役立ちいただけましたでしょうか。

家づくりをお考えの方や、新築・リフォームをお考えの方に、
これからもずっと、寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。

  


農家のお庭には知恵が満載

皆様、こんにちは。代表の石井です。

最近のニュースで
【先端技術を活用した農業の普及】をさせて、
昨今、問題となっている労働力不足の解消を図る。
という気になる話題がありました。

GPSを利用して、自動走行する田植え機や、
農業用ドローン等、農業関係者の方々へ向け、
実演されたそうです。

ただ、問題となるのは高額な導入費用。
普及には、まだまだ課題が残りそうだと締めくくられていました。

農家といえば、郊外に行けば、
庭にこんもりと茂る木々や、畑に田んぼ。

日本の原風景に近い場所が今でもありますよね。

木々に囲まれている割に明るく、夏は涼しい。
また、冬の寒さもさほど感じない。
農家の庭には、日本の四季を過ごす知恵が詰まっていることを
ご存知でしたでしょうか。

その秘密は、植えられた木々のそれぞれの役割にあります。

欅は関東の土壌に多いローム層で早く育つので、
みるみる大きく育ちます。

大木になった欅は、庭の東側や南側に植えれば、
夏の日差しをさえぎってくれるし、
夏の暑い風も、木陰を通るだけで2~3度は下がるので、
涼しい風を運んでくれます。
また、冬には葉を落としお日様のぬくもりを与えてくれます。

白樫は常緑樹で、葉に照りがあるのが特徴です。
庭の北側に植えておけば、
冬は北風を防ぐと同時に、特徴である照りのある葉っぱが
太陽光を反射し、北側の空間を明るくしてくれます。
さらに、白樫の堅い枝はクワやスキなどの農具の柄として使われるそうです。

(大工道具の玄翁(トンカチ)の柄・鉋(カンナ)の台や鑿(ノミ)の柄にも使われます。)

農家の母屋の裏側には、竹が植えられていて、
土壁の下地骨や
茅葺屋根の下地の桟にもたくさん使われ、
住む家も自家製でまかなえたそうです。

竹は成長も早いので、必要以上に伐採する必要もなく、
竹はまた、土に埋めた、食べ物の屑なども素早く分解してくれるそうです。

無駄のない暮らしが、今では注目されていますが、
日本の農家の方々は昔からやっておられたのですね。

他にも、柿や梅、シソや山椒なども育てていて、
「地産地消」ならぬ、「家産家消」を実現していたのです。

このように農家の家には知恵が詰まっています。

最近では、家の庭だけでなく、
畑を借りて家庭菜園をされている方も増えているようですが、
戸建てを設計するうえで、庭ありきという方も増えてきたように感じます。

家づくりをお考えの方や、新築やリフォームをお考えの方に、
寄り添える工務店でありたいと考えております。
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