Vol.71 災害時の備え

皆様 こんにちは! 
代表の石井です。

能登での大きな地震から2か月、
今回は災害時に家から逃げ出すときの非常袋についてお話させていただきます。

災害用に準備した物は
【1次持ち出し品】【2次持ち出し品】
に分けて準備しておくとよいでしょう。

【1次持ち出し品】とは、
避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えです。
主に最初の2~3日をしのぐための備えです。
非常持ち出し袋に入れ、
持ち出しやすい場所に置いておくことが大切です。

参考:大人2人x1日分として
『食料・飲料』
・非常食:レトルト食品、乾パン、ゼリー状の食品等2箱程度
・飲料水:水500mlx10本

『停電時用』
・懐中電灯2セット(予備電池)
・携帯ラジオ(手巻き充電式)
・ロウソク(ライター、マッチ)

『医薬品』
・救急セット(常備薬、包帯、ガーゼ、脱脂綿、ばんそうこう、三角巾、
 消毒液、整腸剤持病のある方はその薬、お薬手帳、ハサミ、ピンセット等々)
 市販品救急セットが便利です。

『衛星・生活用品』
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー(ウエットティッシュ)
・簡易食器(家族分)
・レジャーシート
・タオル
・ポリ袋

『貴重品類』
・現金
・保険証、身分証明書、住民票のコピー
・印鑑、預金通帳
・権利書、カード類

『避難・救助用』
・笛、ナイフ、ロープ
・バール、スコップ、ノコギリ、ハンマー等
 (小型アウトドアグッツが持ち運びに便利)

【2次持ち出し品】とは、
最初の非難の後に、再度自宅から避難所へ持ち込み、
3~4日避難生活を送るためのものです。

【1次持ち出し品】に加え+αの食料・飲料や、
衣類品、生活用品を準備しておくのが良いでしょう。

卓上コンロ+ガスボンベなど、
キャンプやアウトドアで使用するものが使いやすいでしょう。

私たちの家づくりでは、当然ながら、
『災害に強い、安心・安全を確保しやすい間取り』にもこだわっていますが、
このような非難をせざる得ないとき、持ち出し品を常備する場所までも考え、
お客様と一緒に間取りを考えています。

家の耐震で不安をお持ちの方、
家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


Vol.70 手洗はどこでしますか?

2024年初投稿となります。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

初めに、能登半島地震で被災された方々に、
心より悔やみと見舞いを申し上げます。
今回の能登半島地震で倒壊した住宅を見ていると、
住宅に携わるものとして、耐震化の重要性を改めて考えさせられます。
耐震診断だけではだめなのです、既築住宅には耐震補強が必要なのです。
【住まいが凶器となってはならないのです】
倒壊した建物が障害となり、緊急車両が通行できず、助かる命も助けられなくなります。
様々なことが起こります。
被災された方の中には、家の補強をしてこなかったことに後悔している方もいると思います。
【地震が来てからでは遅いのです】


新年早々「手洗い」のお話です。

皆様はトイレの後は、手はどこで洗っていますか?

ロータンクの上手洗い?
洗面室?

それにしても手洗付きロータンクを考案した人って、
どんな方なのでしょうか?

綺麗好きな方?
発明家?
もしかしたらTOTO?

手洗い付きロータンクを完成させたときには、
大喜びで売り出したことでしょう。

ですが、そこで手を洗うご自身を思い浮かべてみてください。
水が飛び散らないようにするため、指先くらいしか洗えませんし、
一歩前に踏み出し、腰をかがめ不安定な体制で洗うので、
お年寄りやお身体の不自由な方には大変です。
また、石鹸の置くスペースもありません。

とはいえ、用を足したら手は洗いたいですよね。
トイレは別名「お手洗い」というくらいですから。

最近の調査では、手を洗わない方も増えているそうです。

とはいっても、トイレには手洗いが必要だと思います。

では、どこで手を洗うのか・・・・・?
できればトイレの中に手洗器を付け、そこで洗うのが良いと思います。

近頃では、様々なデザインの手洗器があります。
アンダーカウンタータイプ
オーバーカウンタータイプ
ボウルタイプ
壁掛けタイプ
等々
中でも、お手入れがしやすいのは、アンダーカウンタータイプでしょうか。

幅の広いトイレであれば、便器と平行に。
奥行きのあるトイレなら、便器と向い合せか、
便器の手前に平行に取り付けると良いでしょう。

プラス鏡や照明をつけると、お化粧室にランクアップします。

手の洗い方、手洗器の設置場所を十分考慮しレイアウトを考えましょう。


家の耐震で不安をお持ちの方、
家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気がるに、石井工務店までご相談ください。


Vol.69 ダイニングテーブル

皆様こんにちは 代表の石井です。

今年も残すところ、あと20日、
お忙しい日々をお過ごしのことでしょう。

今回は、【ダイニングテーブル】についてお話させていただきます。

皆様は家具にこだわりをお持ちでしょうか?

「ブランド」「素材」「色」・・・
色々とこだわりはお持ちだと思います。

家具選びはとても楽しいものです。
特に新しく家を建て、新居に合わせる家具を選ぶとなれば、
おのずと気合が入ります。

たくさんの家具の中でも、
【ダイニングテーブル】
は別格の存在です。

毎日の食事だけではなく、
友人を招いたパーティーだったり、
この時期だと、クリスマスパーティーだったり、
お子様の勉強机になったり、
等々、家の中心として機能するものなので、
選ぶには、より慎重になります。

「無垢のブラックウォールナットが良いかしら?」
それとも
「北欧風のメイプルも捨てがたいわね」
等々まよいますよね。

ここで重要なのが、
デザインばかりではなく、大きさは大丈夫でしょうか?

「ダイニング」は家の中で1番人が集まる部屋です。

テーブルの周りには人が動けるスペースは確保できているのか?
どのようなテーブルをどのように配置するのか?
等々で「ダイニング」の設計は大きく変わってきます。

テーブルの高さや椅子の高さにも様々な種類があります。

余談ですが、
テーブル(卓)と椅子(座)の高さの差の事を
「卓差」といいます。

多少違いはあるにせよ、
大体どんな種類でも「卓差」は270㎜くらいです。

設計時から
【ダイニングテーブル】
を置く場所、周囲のスペース確保
を考慮しておくことをお勧めします。

家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


Vol.68 住宅の工期と価格

皆様 こんにちは 代表の石井です。

やっと涼しくなった、東京の今日この頃です。

今回は、住宅の工期と価格についてお話させていただきます。

希望の条件の土地が見つかり、
「さぁ~ 家を建てよう」
と決めたら、
新居が完成し、引っ越しの時期を考える必要があります。

お子様のいるご家庭では、
入学や、進級に合わせ、
4月から新居での生活をスタートしたい。
3月中に入居したい。
等、希望の入居時期をお考えになる方がほとんどだと思います。

完成済建売住宅であれば、即入居できますし、
完成前の物件の場合でも、完成時期は予め決まっている場合が多いので、
希望の時期に入居できるかはすぐにわかります。

しかし、注文住宅では、
希望の入居日から逆算し間に合うよう工程を決め、着工しなければなりません。

それでは、注文住宅の工期は?
工期とは、住宅の着手から完成までの期間の事です。

一般的な工期は2~6か月程度です。
各社によりバラツキがあります。

何故?
「基本的に価格が高い住宅ほど工期が長い」
ということです。

住宅の価格は、使用する建材や設備のグレードによっても、
当然変わってきますが、
工期が長くなるほど人件費も多くかかる為、
価格が上がるということになってきます。

また、
注文住宅を依頼する業者によっても、工期が異なります。

ハウスメーカーでは、2~4か月の工期が一般的です。

ハウスメーカーは各社工法や建材が独特の為、
工期にも違いがでてきますが、
余裕を持たせた工期を設定している場合が多く、
完成時期のずれ込みはあまり無いと思われます。

比較的価格が高めの大手ハウスメーカーでは、
工期3~4か月が目安です。

一方、低価格を売りにしているハウスメーカーの場合、
人件費を抑えることで低価格を実現しているケースが多く、
2~3か月とやや短めな工期が多いようです。

地域密着型の地場工務店の場合は4~5か月。
ハウスメーカーのように工場で部材を
大量生産しているわけではなく、
必然的に、現場での作業量が多くなるためです。

しかし、ハウスメーカーのように、
大々的な広告宣伝を行ったり、
モデルハウスを運営してなっかりするため、
長めの工期の割には、価格は抑えられているケースも多いです。

注文住宅を設計事務所に依頼する場合は、工期6か月以上かかることもあります。
こだわりがあり、オリジナルな家を希望する方が、
設計事務所に依頼することが多く、
プランニング・設計に多くの時間がかかります。

注文住宅を建てるには、半年ほどの工期、
もっと長い工期が必要になることもあります。

お引越しの時期など、余裕をもって計画することをお勧めします。

家づくりをお考えの方、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


Vol.67 家に使われる素材

皆様 こんにちは! 代表の石井です。

一気に涼しくなり、
エアコンを使用しなくてすむようになりました。
インフルエンザが早くもも流行しています。
お気をつけてお過ごしください。

世界の家はどんな素材でできているかご存じでしょうか?
「石」「土」「木」
を使っているのがほとんどです。

日本で圧倒的に多いのが
「木」
木造の家です。

日本は海外に比べ樹木が豊富にあったことも一因ですが、
「石」も「土」
も豊富にあるのに、
何故「木」なのか?

「木」は、湿度の高い日本にはありがたい
「調湿機能」を持っています。

もちろん「土」にも
「調湿機能」はありますが、
構造上土壁の窓は小さくなります。

その点、木造は、
柱と梁を組み合わせて作るので、
窓を大きく作ることができます。

窓が大きいと風通しもよくなり、
より「調湿機能」がUPします。

また、太陽光を取り入れ、
明るく、冬は暖かい環境が得られます。

杉の柱1本で、
600㎖以上
の水分を吸収することができます。

6畳の部屋では柱は6本程度使いますので、
かなりの量の調湿効果になります。

しかも、
「木」
は木材になっても呼吸をしています。

その能力を最大限に発揮させるコツは、

「木」が育ったとおりに木を使うことです。

柱に使う場合は、木元を下にする。
梁に使う場合は、木の背を日が当たるようにします。

「木」と「木」を継ぐ場合も同じで、
木末と木元を合わせて継ぎます。
(植物の導管をつなげるように)

例外も稀にありますが、
ほとんどの樹木は自ら場所を移動することはなく、
芽を出した環境に合われて育ちますので、
材木になってもその特性は健在です。

【その土地で育った木を使え】
と伝えられてきたのも、
「木」
の能力を生かし、住み心地の良い家を作る上で、
大切な知恵であるんだと、改めて気づかされました。

「木」は蒸し暑い日本の夏に相応しい素材です。

これから家を建てようとお考えの方に、
「木」
の良さをお伝えできればと思いました。

家づくりをお考えの方、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
おきがるに、石井工務店までご相談ください。

Vol.66 日本の古くからの習慣【地鎮祭】

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皆様 こんにちは、代表の石井です。

もう9月も後半だというのに、
なかなか涼しくなりませんね~!

先日、弊社氏神様のお祭りが4年振りに斎行されました。

今回は、
日本の古くからの習慣
【地鎮祭】
についてお話しさせていただきます。

【地鎮祭】は
工事の着工時に行われる儀式ですが、
その歴史や詳細については、
ご存じない方が多いのではないでしょうか。

そんな【地鎮祭】について少し掘りおこしていきたいと思います。

【地鎮祭】はその名の通り、
[地を鎮める・落ち着かせる]
という意味です。

また、別読みでは
「とこしずめのまつり」
と言われることもあります。

土木工事を行う際や、建物を建てる際に、
工事中の安全や、
その建築物が末永く建っていることを願う儀式です。

土地の守り神である[産土大伸]
地を守護する神「大地主大伸」
土を守護する神「埴山姫大伸」
の3大神をおまつりします。

【地鎮祭】の歴史はとても古く、
弥生時代の高床式建物の柱下から、
「勾玉」が出土した記録があります。

また、日本書紀には、西暦690年に、
藤原京を鎮め祭らせたという記述もあります。

そんな古い書物に記録があるとは、ビックリですね!

そんな藤原京などの歴史的建造物からは、
その当時【地鎮祭】で捧げられきた品々が沢山発掘されています。

そのころでは、お金・金箔・水晶・ガラス玉等の
貴重な品が、土器に入れられ、
敷地の中央や四隅に掘った穴に埋められました。

またほかに、稲・麦や大豆などの穀物も供えられていたようです。

現在の建築儀礼として広く普及していったのは、
江戸時代後半のようです。

江戸時代後半になると、民家の建築技術が向上し、
一般庶民も家へのこだわりを持ち始めるようになり、
家の方角や間取りが家族の吉凶を左右するという
「家相」の考え方が人々に広がり、
家への関心が高まると共に
【地鎮祭】は定着し広まっていきました。

次に【地鎮祭】の内容について見ていきます。

【地鎮祭】の祭場は一般的には敷地の中央を使用します。
清浄な場所を示すため、
「いみだけ」葉のついた青竹を四隅に建て、「注連縄」しめなわを張り、
その中央に「神籬」ひもろぎ(榊に麻と紙垂をつけたを立て、
そこに神様をお呼びします。

「祭儀」は
修祓(しゅばつ)
降神(降神)神様をお招きする
献饌(けんせん)神饌(しんせん)を供える
祝詞奏上・散供(さんく)・地鎮行事
玉串拝礼・撤饌(てっせん)神饌を下げる
昇神(しょうしん)神様をお送りする
というのが一般的です。

【地鎮祭】の歴史は古く、
日本人の自然や土地の神への深い信仰心が表れている儀式なのです。

家づくりをお考えの方、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。

Vol.65 猫と暮らす家

皆様 こんにちは 代表の石井です。

毎日暑い日が続きます。東京、府中市は雨が降らず、コンクリートジャングルが冷めません。
沖縄、九州地方の方は台風6号の影響で大変な思いをされたこと思います。
今度は7号、近畿、中国、北陸地方に接近しそうです。
熱中症と自然災害十分にお気を付けください。

今回は「猫と暮らす家」をテーマにお話しさせていただきます。

皆様のご家庭では、家族の一員としてのペットがいるでしょうか?
私の家は、トイプーの男の子8歳と4歳がいます。

新型コロナウィルス以降、
多くの方がペットを家族に迎い入れたそうです。

その中でも猫人気が急上昇しています。

そこで、猫の気質を理解し、
猫との生活に合う家づくりのアイディアを提案したいと思います。

まず、猫の性格について、皆様は何を真っ先に思い浮かべますか?

好奇心旺盛
時々甘えたい
自由気まま
等々

猫の気持ちは、はその時々に変化します。

そのような猫の特性を考慮して、
家づくりを考えると、
どんなことが重要となってくるのでしょう?

何といっても一番は猫の安全。

猫は繊細です。
大きな音に驚いた拍子に、
窓から飛び出してしまう可能性も有ります。

そのような危険を避ける為の対策の一つとして、
内ドアの設置が推奨されます。

内ドアは、ただ単に脱走を防止するだけではなく、
外窓を開ければ、内ドアを通し外の新鮮な空気を感じることができます。

内ドアを設けることで、安全な状態で外の世界とつながることができ、
外の世界に好奇心を抱く猫にとっては、
ストレスの軽減・心身の健康維持にもなることでしょう。

次に、満足が得られる猫専用遊び場が必要です。

高いところが好きな猫には
キャットウォークやキャットステップが、
運動にも、散歩代わりにもなり有効です。

収納とキャットステップが一体となった家具も販売されています。

ペット用フローリングを選べば、滑りにくき、傷もつきにくく、
猫、飼い主さんにも優しい機能です。

コンセプトが明確になれば、
それに沿った計画がたてられます。

「猫が一番‼ 猫ファーストの家」とか、
「猫も飼い主さんにも嬉しい機能が充実した家」等々。

猫それぞれに個性や性格が違い、
それを理解・尊重することが、ペットとの共生には欠かせません。

ペットに最高の環境を提供し、ストレスを最小限に抑え、
お互いが安心して暮らせる家をつくり、
ペットから癒しを戴きましょう!

家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までお問い合わせください。


V.64 カーテン

皆様こんにちは 代表の石井です!

東京は毎日35度越えの厳しい暑さが続いています。
一雨ほしいところです。
現場では、酷暑の中みんな頑張って
工程通りに仕事を進めてくれています。
感謝です。

新しいお家に必要不可欠なものの一つに、
【カーテン】があります。

そんなことで今回は
【カーテン】
のお話をさせていただきます。

カーテン選びは、好みの柄・色を取り入れるのが1番です。

今日も暑いですが、、
「暖色系」
の色についてご紹介したいと思います。

余計暑くなってしまうかもしれませんが、
お付き合いください。

清潔感があり、明るい印象を与える
『ホワイト・アイボリー・ベージュ』

空間を広く見せる効果があるので、
狭い部屋に使うと効果的です。

日を通しやすい素材では、
部屋の中が暑くなってしまうので、
遮熱・遮光の機能を持つものなどを選ぶのも良しです。

ベージュは、飽きにくく、
和風・洋風・モダンなど、
どのスタイルにも合わせやすく、
万人受けする色ですが、
使いすぎると、のっぺりとした印象になりやすいので、
他の色でアクセントをつけ、
メリハリをつけると良いでしょう。

次に、
緊張感をほぐしたり、
開放的な気持ちにしてくれる
『オレンジ』

また、オレンジは食事を美味しく見せ、
食欲を増進させてくれる色です。
したがって、リビングやキッチン、
子供室にも使うと良い色です。

また、部屋全体を明るく、元気な印象にしてくれます。

ホワイトやブラウンとの相性も良いので、
コーディネートもしやすい色です。

次は、
気持ちを前向きにし、
にぎやかな雰囲気を演出してくれる
『イエロー』

会話を活発にしたり、
時間が進むのが早く感じる効果があると言われています。

カラッと乾いた印象なので、
浴室や洗面室、トイレなど
水まわりに取り入れると良い色です。

最後に、
『レッド・ピンク』

レッド色は、交感神経に作用し、
体温を上げたり、食欲を高めてくれる、
エネルギッシュで元気が出る色です。

人の集まるリビングやダイニングに使うと、
気持ちを盛り上げ、楽しい会話が弾みます。

また一方で、興奮作用もあるので、
取り入れすぎると落ち着かない部屋になることもあるので、
ワンポイントとして取り入れるのもおすすめです。

ピンク色は、情緒を落ち着かせ、
優しい空間にしてくれます。

淡いピンクはリラックス効果も高く、
寝室や子供室に合う色です。

化粧品のパッケージや、
女性向け広告に多用されているように、
華やかでありながら柔らかく、
女性的な印象になります。

また、女性ホルモンを刺激し、
肌の調子を良くしたり、
血行が良くなるなど、
美容効果もあると言われているようです。

以上、「暖色系」の色が持つ効果について、
ご紹介しました。

でも、大事なのは、
家族みんなが気持ちよく生活できる色を選ぶことです。

色の特性にとらわれすぎず、
家族みんなで相談して決めてくださいね!

そして、快適なマイホームライフを
石井工務店と一緒に作っては見ませんか?
精一杯お手伝いさせていただきます。

家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。

Vol.63 【住宅の規格寸法と畳の大きさ】

こんにちは 代表の石井です。

今回は「住宅の規格寸法」と「畳の大きさ」
についてお話しさせていただきます。

住宅を建てる時に基本となる寸法
「尺モジュール」と「メーターモジュール」
の二つがあります。

「尺モジュール」とは、
 一つのマス目(1グリッド)を
 3尺(910㎜)x3尺(910㎜)
 尺貫法で測り、規格にしています。

「メーターモジュール」は
 一つのマス目(1グリッド)を
 1000㎜x1000㎜
 を規格にしています。

尺貫法は日本人の身体のサイズが元になって作られています。
日本人の平均的な方幅は1尺五寸(455㎜)といわれていて、
人がすれ違うのに必要な寸法は、
1尺五寸x2の三尺(910㎜)となります。

廊下の幅はこれが元で三尺となり、
日本家屋は三尺(尺モジュール)が基準となってきました。

そして、畳の短辺も三尺が基準となっています。
畳長辺は、畳敷合わせをしやすい、倍の六尺(1820㎜)とし、

人は「座って半畳」、「寝て1畳」
つまり、0.5坪。

両手両足を広げて寝るのに必要なサイズが、
「2畳」、1坪となります。

実際には、畳の大きさには地域差があります。

三尺(910㎜)x六尺(1820㎜)サイズの畳は
[中京間]と呼ばれ、
愛知県周辺で使用されることが多いです。

西日本では、
955㎜x1910㎜のちょっと大きめの畳
[京間]と呼ばれる畳が使われることが一般的です。

東日本では
880㎜x1760㎜と小振りな
[江戸間]と呼ばれる畳を使います。

間取りの考え方にも地域差があります。

[京間]や[中京間]では、
畳の大きさが決まっているので、
畳を並べその外側に柱を建てるので、
柱の芯~芯間の距離は、
畳1枚+柱1本分となります。

メリットとしては、
畳のサイズを基準とするので、
襖や障子も規格化され使いまわしが可能となります。

この「畳」を基準にする工法を
「畳割り」と呼びます。

これに対し、関東では、
柱の芯~芯間の距離を基準とします。

その為、使う畳の枚数が違う10畳間と6畳間都では、
畳の大きさが異なるようになり、使いまわしができません。

この柱間距離を基準とする工法を
「柱割り」と呼びます。

「江戸間」に伝統的な和箪笥セットが納まらないことがあるのは、
このためなのです。

「柱割り」では、
柱の太さにとらわれない為、
施工が早いというメリットもあります。

火事の多かった江戸で使われ、広まっていったと言われています。
現在では利便性の高さ、和室の減少もあって、
「柱割り」
が多くなっているようです。

最近では、和室を作られる方は少なくなってきましたが、
縁のない半畳の琉球調畳をリビングの一角に敷くのも、
人気となってきています。

家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


Vol.62 【建売りの間取り】について

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皆様 こんにちは 代表の石井です。

武蔵総社 大國魂神社 例大祭
『くらやみ祭り』
が4年ぶりに、通常の形で斎行されました。
5/3~6お天気にも恵まれ、チョット暑すぎましたが、
何とか無事に終わりました。

今回は【建売住宅の間取り】についてお話しさせていただきます。

チラシやネットに掲載されている建売住宅の、
間取りは多くの人に知られています。

よく、お客様から「注文住宅と建売住宅の違いって何ですか?」
とご質問されます。

建売住宅の大きな特徴としては、
購入する前に、
「間取り・外観・デザイン・内装まで全てわかる」
という点になります。

逆に考えると、
購入しなかった方や住む人以外の人が、
どんな間取りかや、家の中のことを知っているという事になります。

やむを得ない事ですが、
自分の住む家の間取りや家の中ことが、
見ず知らずの人に知られてている可能性が大きいということです。

チョット不安ですね・・・

私達も、構造見学会や完成見学会という形で、
お客様のお家をご紹介させていただく場合があります。

その際には、これから住まわれるお客様に、
最大限安全に暮らしていただけるよう、
見学会にご来場される方には、当社の考えをご理解いただき、
必ず、お名前とご連絡先をお教え下さるように、
ご協力をお願いしております。

家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。