【耐えるか】or【免れるか】or【制するか】

皆様、お盆も終盤、いかがお過ごしですか?

終戦記念日ですね。戦後75年。
今日は、少年兵として志願し海軍に入隊した、父の命日でもあります。
(父は戦死はしておりません)

今日は墓参に行けませんので、9日に母を連れお参りしてきました。

石井工務店は今夏、休暇はなく、現場も動いており、
私も事務所で見積り作業中です。

私は、エアコンのきいた事務所で、快適に仕事をさせて頂いておりますが、
現場は大変です、何せこの酷暑、それにマスク。さぞきついことでしょう。
こまめに休憩・水分補給をするように、現場担当者に指示をしたところです。

皆様は、このコロナ渦、帰省や旅行に行けたでしょうか?
夏を満喫できず、お家でお過ごしの方も多いのではないでしょうか?

今までの、普通の生活をおくることが難しいとされる中、
いかに快適に過ごすか、今、見直しの時期に入ったのではないかと、
考えることが多くなりました。

家にいる時間が多くなる中で、
地震が起きたら、どのように対処すべきか?
そもそも住んでいるこの家は倒壊しないのか?安全なのか?
などと、考えることもあるかと思います。

家はどうあるべきなのか?

【倒壊も損傷受けず・普通の生活ができる】
が一番になるのではないでしょうか。

なかでも、家の損傷よりも、
家の倒壊で「家に命を奪われてはならない」こと、
「家に命を守ってもらう」ことが、
重要になるのではないでしょうか。

そこで重要になってくるのが、
【耐えるか】【免れるか】【制するか】です。

【耐震】【免振】【制振】
この3つがポイントになってきます。

【耐震】とは
家が地震に耐えることを目的とし、筋交い・耐力壁を配置し、丈夫な建物をつくること。

【免振】とは
基礎の上に免振装置を設置し、地盤の揺れから、建物が影響を受けないようにすること。

【制振】とは
地震を制御することを目的とし、揺れを熱に変えるダンパーや、
最上階に重りを設置し、建物の揺れを最小限にし、
反対側に揺れ返すことで地震の伝達を最小限に抑えること。

耐震工法は、関東大震災以降に最も多く適用されてきました。
免振工法と制振工法は、阪神淡路大震災以降に注目されました。

免振装置で抑えた地震動を、制振装置で減少させたり、
工法を併用して、地震に備える建物も多くなってきています。

今、住まわれているお住まいが、どの工法なのか、
調べてみてはいかがでしょうか。

建物の工法を知ることが、とても大切なことであると、
認識していただけるのではないでしょうか。

石井工務店では、制振装置が標準装備のシリーズもございます。

リフォームのご相談も、また、新しく家を建てる時にも、
安心・安全な家づくりをご提案いたしますので、
是非、お気軽にご相談ください。


初blogです。

初めまして、代表の石井です。
ホームページのリニューアルを機にブログを始めさせていただくこととなりました。
どうぞ、よろしくお願い致します。

8/1にリニューアルオープンされているのですが、現在、完成には至っておりません。
只今、ホームページの記事作成・画像取り込みに苦戦しており、
完成まで、もう少し時間がかかりそうです。
完成したおりには、ぜひご覧になってください。

やっと梅雨が明けました、今年は長い梅雨でしたね。
明ければ明けたで、蒸し暑い日本の夏の到来です。
しかも、今年の夏は、旅行・海・プール等レジャーを思う存分楽しむことは、
ままならぬようです。
今年の夏は、家にいることが多くなる方も、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

では、いかに蒸し暑い日本の夏を、家の中で快適に過ごせるかについて、考えてみたいと思います。
木造住宅は、一般的に1階は涼しいけど、2階は暑くて夜も寝苦しいなんてこともよくあることだと思います。
なぜそうなってしまうのか、原因と対処法をご紹介させていただきます。

暖かい空気は冷たい空気より軽く上階に滞留してしまう。
というのは常識的ですが、他にもいくつもの原因があります。

外気温が侵入してくる最大の場所ほどこでしょうか?
屋根からもありますが、一番は、大きな窓なんです。

暑さも寒さも窓が大きく影響しています。
南西側の窓から入る日差しは、冬は暖かいですよね。
しかし、夏は強い日差しと熱も伝えてしまします。
いうならば、夏の窓はストーブ。
ストーブをつけて、エアコンを運転していることになります。

高性能のサッシやガラスであれば効果は得られますが、
一般的な対策としては、西日が当たってくる前に、
雨戸や遮熱カーテンを閉めることをお勧めします。
また、スダレやヨシズも効果的です。

従来の日本家屋は軒の出があり、夏の高い位置の太陽の日差しは遮り、
冬の低い位置の太陽の日差しは取り入れると、理にかなった作り方をしていました。
近年では、デザインや斜線の関係で軒を出す作りが少なくなっています。

次に、換気により涼しさを得る方法です。
室内の熱くなった空気を排出し、涼しい空気を取り入れる方法です。
この換気にはちょっとコツがいるんです。

対角線上の2ヵ所の窓を開けます。
このとき日陰側の涼しい風が入ってくる方の窓を、
日向側の窓より小さめに開けておくと涼しい風が入りやすくなるのです。

窓が一つしかない部屋では扇風機やサーキュレーターを使い、熱い空気を排出しましょう。

カーテンも風通しの良いレースなどにすることも忘れずに!
 
少しの工夫で、家の中を快適に保つことができたりもします。

新型コロナ感染拡大が懸念される夏、
今までに、経験したことがない夏、
少しでも快適に過ごせますように‼