世界を「あっと」言わせた建築物

皆様、こんにちは。代表の石井です。

東京オリンピック・パラリンピックは
海外からの一般客の受け入れをやめて
開催する方向になりましたが・・・

今日、4月1日の新型コロナウィルス新規感染者は、
大阪は616人、東京で475人・・・・

リバウンド、第4波が懸念される中、
大阪の吉村知事は
「大阪での聖火リレーは中止せざるを得ない」
との認識も・・・・

海外向けに販売されたチケット63万枚は
払い戻しされる事態に。

セット販売されたチケットとなると、
航空券や宿泊代にもキャンセル料が
発生するのではないでしょうか

払い戻しの総額を発表するのか、しないのかは不明ですが、
ものすごい金額となるのでしょうね。これって都民税?

沢山の観客にお披露目できるはずだった
隈研吾氏が手掛けた新国立競技場

杜のスタジアム

木材をふんだんに用いた、美しい競技場です。

丹下健三氏が設計した
国立代々木競技場】【香川県庁舎】も
有名かつ素晴らしい建造物です。

この二人の設計で共通している点は、日本の伝統美を取り入れ、
融合させていることではないでしょうか。

新国立競技場には視界を遮る柱が一切ないことが話題になりましたが、
実は、国立代々木競技場の屋内も柱が1本も使われていないのです。

国立代々木競技場で味わえる、選手との一体感。

あの無柱の解放感は、2本の支柱と2本のケーブルで屋根を支える
吊り構造という工法で実現されています。

その美しい反り(曲線)はそのまま外観にもなっていますね。

この反り(曲線)は単調になりがちな外観を、
美しく伝統的な形で表現することを可能にするので、
お城の石垣や、お寺の屋根などにも使われています。

香川県庁舎はシンプルなコンクリート打ち放しですが、
あの清水寺の舞台を支える木組みを彷彿させる造りです。

外壁を前に出さずに庇と縁を張り出させるデザインも
日本の寺院建築が得意とする手法ですし、
等間隔で並べた縦長の断面のバルコニーの小梁は
五重塔の深い軒を支える垂木のような印象を与えるのが
狙いだったそうです。

世界を驚かせた二大巨匠が造った新国立競技場国立代々木競技場

今後も沢山の方に見て頂きたいですし、
夢を持ったアスリートたちの目標・希望の場所であり続けてほしいものです。

あっと」言わせる建造物ではないかも知れませんが、
家づくりに携わるものとして、住まう人はもちろん、
携わる設計士や職人たちの想いが結集したものであるべきとして、
家づくりそのものに、大切に取り組ませていただいています。

家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に
これからも、寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。