【江戸時代から現代までの暮らしの変化】

皆様、こんにちは 代表の石井です。

このところ、新型コロナウィルス感染者数が激減していますね。
東京では二桁台が続いています。このまま終息してくれればのですが・・・
年末には第6波という話も聞きます。またまた心配ですネ。

今日は
【江戸時代から現代までの暮らしの変化】
を見ていきたいと思います。

『江戸時代』
日本人の大半が農民で、小屋や納屋に住んでいて、
広さは1間が一般的でした。

また、武家は武家屋敷という「書院造」を基本とした住宅に住んでいました。
「書院造」とは障子や襖床の間のある和室のことです。

しかし、当時は8割が農民であったため、
農民の大半は家を持てるような状況ではなかったのです。

『明治時代』
開国により国外からの移住者が増えたこともあり、
徐々に西洋文化が普及していきました。

日本人の職業も農業から商業へと変化し、
食文化も洋風になったりと、
生活様式の西洋化が連鎖的に起きていきました。

建築技術においても、西洋の技術が取り入れられ、
絨毯を敷いた応接室などを取り入れた洋風の住宅が増えていきました。

『大正時代』
大正時代になると建築の構造にも変化が起こりました。

それは、〈関東大震災〉が起こったからです。
〈関東大震災〉を境に、建築の構造の見直しが早急に行われました。

今でこそ、耐震等級3が標準搭載されていますが、
当時は耐震等級のような物はありませんでした。

そのような背景もあり、当時の人たちは鉄筋コンクリートに目をつけ、
鉄筋コンクリート造建造物がどんどん増えていきました。

『昭和時代』
茶の間を中心とした畳の生活と、
絨毯が敷かれソファーがおかれた洋室が
両立している住宅が流行しました。

古さと新しさ、日本古来の住宅様式と西洋の住宅様式の融合を
コンセプトに作られた住宅が多かったようです。

いわゆる和洋折衷住宅という、
和風と洋風の要素を意図的に取り入れた
住宅です。

また、日本古来の住宅にはなかった〈廊下〉
このころに新しく取り入れられるようになりました。

従来では部屋同志が接していた為、違う部屋に行くためには、
別の部屋を通っていかなければなりませんでした。

そこに新し〈廊下〉ができたことで、
別の部屋を通っていく必要がなくなり、
プライバシーを尊重することができるようになりました。

このようにして、少しづつ、確実に暮らしが変わっていったのです。

更に、このころは高度成長期と重なり、
マイホームを持つ人が急増しました。

『現代』
現代の住宅では、次のようなものが標準になってきました。

・構造計算(許容応力度計算)
・耐震等級3
・ZEH

ただ住めればよいという住宅から、
賢く・快適に・安全に住める住宅へと
現在進行形で変化したいます。

また、最近では、
ソーラー発電・IOT・スマートハウスなど、
様々なテクノロジーを利用して、
より快適な住宅・生活に変わりつつあります。

家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。