Vol.51 地震と住まい

皆様こんにちは 代表の石井です。

皆様は住まいづくりで、どんなところをポイントにしますか?
デザイン?
住み心地?
設備?
広さ?
ペットと共生?
色々なお考えがあると思います。

またまた、多くのお客様が大事にしているポイントが
【災害に強い住まい】【お洒落な住まい】
などがあります。

「機能性」と「デザイン」の両立は難しいと思われている方も、
多々いらっしゃると思います。

「機能性」は住まいづくりでいうと【災害への強さ】も含まれます。

災害と一口に言っても、色々とあります。

いま日本列島で懸念されている地震についてでは、
【耐震等級】という基準があります。

新築をお考えの方は、よく耳にしている言葉だと思います。

【耐震等級】とはレベルが1~3まであり、

『耐震等級1』建築基準法をクリアできるレベル。
『耐震等級2』耐震等級1で想定している1.25倍の地震に耐えられるレベル。
『耐震等級3』耐震等級1で想定している1.5倍の地震に耐えられるレベル。
となっています。

では、建築基準法をクリアできる『耐震等級1』とはどれくらいの強さなのか?
それは、震度6強~7レベルで数百年に1度発生する、稀にくる大地震で、倒壊しない
しかも、震度5クラスの数十年に一度発生する地震では損傷もおこさない水準です。

「阪神・淡路島大震災」「東北地方太平洋沖地震」「熊本地震」が
数百年に一度発生する、稀にくる大地震にあたります。

数百年に一度では全然ないですよね。
活発期に入っている日本列島では
震度5クラスの地震は毎年のように発生しています。

避難所になる学校や病院は『耐震等級2』
消防署や警察など防災拠点となる建物は『耐震等級3』
の水準で造られます。

『耐震等級1』の住まいでは倒壊してしまうのではないかと、
不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、
稀にくる大地震でも倒壊しない、避難する時間を稼げる、
その家で倒壊により命を奪われることが無いようなレベルです。

しかし、大地震を一度被災すると、
その建物は『耐震等級1』の耐力を持たなくなります。
「熊本地震」のように2回の本震に襲われることがあるかもしれません。

『耐震等級』と合わせ、
『免振』『制振』を組み合わせ複数回の被災に耐えられる
住まいづくりを考えることも重要です。

『ダンパー』設置もとても有効な対策です。

住まいづくり大切な、
【災害への強さ】【デザイン】
そして、もひとつの
【予算】

どれもこれも大切なことです。
バランスよく計画し【災害に強いお洒落な住まい】を建ててみませんか。

家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店でありたいと考えております。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。

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