Vol.80 高断熱の家

皆様 こんにちは 代表の石井です。
残すところ今年も1か月を切りました。
皆様も慌ただしい日々を送られていると思います。

本日は【高断熱の家】についてお話させていただきます。
近年、家を建てる・選ぶ際に重視していることとして、
「住み心地」が以前より増してきています。

「住み心地」とは?
1, 快適な屋内環境
2,収納が豊富
3,気に入ったデザイン
4,使いやすい生活動線
5,ライフラインの変化に対応できる
等々あります。

今回は
「屋内環境を快適」にすることについて考えていきます。

見た目の奇麗な設備や建材を使った家でも、
夏は暑く冬に寒い環境では、「住み心地」が良い家とは言えません。

暑さ・寒さ・乾燥・湿度などをコントロールして、
快適な環境を作る要素の一つとして、「断熱性能」があります。

「断熱」とは字のごとく、「熱を断つ」という意味です。

「断熱性能」の低い家では、
夏は熱い外気が家の中に侵入し、冷房の効きが悪くなり、
冬は暖房で暖めた空気が外に逃げてしまい、
夏は暑く冬に寒い環境になってしまいます。
これでは「住み心地」の良い住まいとは言えません。

「断熱性能」を高める、
それが【高断熱】です。

【高断熱の家】は外気が宅内に侵入することを防ぎ、
また、室内の空気を外へ逃がすことも防ぐことにより、
冷暖房にかかるエネルギーを節約し、快適な室内温度保つことができます。

また、外気の影響を受けにくいということは、
トイレ・洗面室や廊下などとの温度差も少なくなり、
ヒートショックを防ぐことにもなります。

【高断熱の家】
1,冷暖房費の節約ができる
2,健康を守ることができる
3,家を長持ちすることができる
等の効果が期待できます。

【高断熱の家】にするには、
「断熱」の工法が重要になってきます。

断熱の工法は大きく分けて3つに分類されます。
1、充填断熱工法
 躯体壁内にグラスウール等を充填
 経年劣化しにくく、断熱性能が安定している
 同性能であれば安価
 施工精度により、性能に差が出る
 隙間があると、断熱欠損により、断熱効果が下がる

2,吹付断熱工法
 躯体壁内に発泡ウレタンやセルロースファイバー等を吹き込む
 経年劣化しにくく、断熱が安定している
 充填断熱工法より高価格
 隙間は無く、断熱欠損が起こりにくく、断熱効果は高い
 配線経路に工夫が必要

3,外張り断熱工法
 躯体壁の外側に断熱材を張る
 躯体の外側に貼ることにより、断熱材が途切れることなく連続するので、断熱欠損が無い
 施工後の確認が容易
 隠蔽配線がしやすい
 この中では一番高価格
 経年劣化しやすい

断熱工法や素材によりメリット・デメリットがあります。

【高断熱の家】にする際は、このような特徴を踏まえ、
ご自身に合った工法を検討しましょう。

耐震で不安をおかかえの方、
家づくりでお悩みの方や、
新築やリフォームをお考えの方に、
これからも寄り添える工務店であり続けていきます。
お気軽に、石井工務店までご相談ください。


 

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