人々の願いと瓦と紋様

皆様 こんにちは。
代表の石井です。

今日は立春。今朝は冷え込みましたね。
まだまだ厳しい寒さが続く今日この頃です。

このコロナ過において昨日、緊急事態宣言が延長されました。

一日でも早い収束を願うばかりです。

緊急事態宣言を受け、弊社では従業員とその家族のPCR検査を実施しました。
お陰様で、全員が陰性との判定結果が届きホットしているところです。

石井工務店では感染拡大につながらない様に、
これからも感染予防に取り組んでいきます。

それでは本題に入らせていただきます。

日本では、江戸時代後期に三度目のコレラが流行しました。
ドラマでもやっていましたよネ‼

コレラは水を介して感染する水系感染症で、
原発地はインド、ガンジス川下流のベンガルから
バングラディシュにかけての地域と考えられているそうです。

日本への感染ルートはペリー艦隊に属していた米国艦船ミシシッピー号で、
中国を経由し長崎に入国した際に、乗員にコレラ患者が出たと伝わっています。

日本ではこのコレラの流行により、
衛生観念が一気に高まりました。

当時の日本では、感染症対策はほとんどなかったと言われているので、
当時の人々は加持祈祷に頼るしかなっかたのでしょう。

疫病退散のお札を戸口に貼り、家に閉じこもり、
疫病を追い払うために太鼓や鐘を打ち鳴らしたと言われています。

また、厄除け・魔除け、吉祥願い等で願いをこめて、
願いが込められた紋様の入った建築物がつくられていました。

屋根瓦にも独自の装飾や紋様が施されていることが多いです。

たとえば
【三つ巴】
勾玉のような形の巴が円形に中に三つ入ったデザイン。
【三つ巴】には厄除けや武神の紋章のイメージがあるそうです。

雷さま、和太鼓が思いうかびますね‼

水の紋様は火災防止のメッセージが込められています。

【青海波】
広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄でもあり、
無限に広がる波の紋様に、未来永劫へと続く幸せの願いと、
人々のの平安な暮らしへの願いが込められた
演技の良い吉祥紋様です。

【籠目】
格子柄の連続柄の紋様。
正三角形を上下に重ねた星形の紋様の連続柄。
「星形は六芒星」ともいわれます。
陰と陽、光と闇という相対する事象や調和を意味し、
邪気を祓う模様です。

古くから日本では、物の怪や邪気、悪霊といった悪い類は、
「凝視」されることを嫌うと考えられていたそうです。

籠目模様の隙間を「目」と見立てて、
目が沢山あるような置物が家の前に置かれてきました。

また籠目模様は魔除けの魔よけの役割があるとされていた為、
お札として玄関に貼っていたようです。

また籠目のアイテムとして、
玄関先に竹籠が掛けられることもよくあったそうです。

時代は違えど、無病息災、
平穏な暮らしを願うことは、不変ですね。

生活様式が大きく変化し、
在宅勤務が増え、ご自宅で過ごす時間が多くなった今、
気持ち良く安全な暮らしができるのは勿論のこと、
特別な時間を過ごすための家の悩み、
住宅のご相談事、お悩み事等ございましたら、
是非、石井工務店までお気軽にご相談ください。

まだまだ寒い日が続きますので、
皆様、ご自愛くださいませ。


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